えだまめ

シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

子連れ特派員のえだまめです♪

 

2017年に私が特派員に就任した頃、娘あずきはまだ1歳でした。

そんな彼女も・・・5歳児。もうすぐ年長になります。

そして・・・年中の冬から本格化するのが「ラン活」です。

 

「ラン活」・・・という単語を初めて聞きます、という方もいらっしゃるかと思うので解説を。

だいたい年中の秋冬ごろから各メーカーのカタログ請求受付がスタートし、

年中2~3月ごろに実際に自宅にカタログが到着、

年中3月~年長に入った4月から店頭に実際の商品が並び始め注文開始となり

現在購入決定のピークが年長5月のGWごろ、という話もよく聞かれるものの

職人さんの手仕事を売りにするようなメーカーさんだと4月上旬で完売するモデルが出ることもあり

そのピークが年々早まってきているらしい・・・という噂のある

「ランドセル選び活動」のことです。

・・・就活・婚活・妊活・保活・・・と続いてきたら、次は「ラン活」なわけですね。

 

昭和生まれのえだまめは「男の子は黒」「女の子は赤」・・・という

選択肢も何もない状況だったことが想像されますが。

令和4年春入学予定のあずきの場合。

カラーバリエーションも豊富。デザインも豊富。

そして「脱ゆとり教育」や「カラー図版増加」の影響で教科書が重くなる、などの影響で

小学生の荷物がどんどん重たくなっていく現状を踏まえ

「少しでも背負いやすく」「少しでも軽く」「少しでも負担感のないものを」

「背中に沢山詰められて、手さげ袋を持たなくて済むように。子どもたちの安全のため両手があくように。」

などと、様々な工夫が凝らされたランドセルが増えているのです。

そのため、「どれが我が子に合ったものなのか」を探すのに

それなりに時間をかけてあげる必要が出てきているのだと思います。

 

また過去の私のように「ランドセルって、デパートで買ったりするの・・・よね?」

と思われる方も多いかもですが。

そして実際のところデパートで購入される方も多いかとは思うのですが。

実は中央区内にはデパートだけではなくて

各ランドセルメーカーの直営店が数多くあるのです。

また、ランドセル専業のお店だけではなく、一緒に大人向けの革小物やカバンを扱うお店も多数です。

 

というわけで。

おそらく特派員として「ラン活」について語れる最初で最後のチャンス。

「子連れ特派員」でなくては書けないであろう原稿、書いてみようと思います。

「子ども思い」の池田屋は東急プラザ銀座の4階へ。

「子ども思い」の池田屋は東急プラザ銀座の4階へ。 シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

記念すべき第一回目にご紹介するのは静岡発の鞄メーカー「池田屋」さんのランドセル。

こちらのカタログが自宅に到着したのが今年の1月末でした。

たぶんどこよりも早くに届けてくださった印象です。

大人向けのカタログもありましたが、こちらには「子ども向けカタログ」

限定配布の絵本「テアちゃんのランドセル」もセットでした。

(数量限定配布。現在は配布終了しております。ご了承ください。)

小学生になるのがちょっぴり不安なこぐまのテアちゃんがランドセル選びをする中で

だんだんと小学生になることに対し前向きになっていく…というお話。

あずきも自分と重ね合わせつつ楽しんでいたようですよ。

ちなみに・・・絵本の中でテアちゃんのもとに到着したランドセルは「真っ白」。

この絵本を読む子どもたち自身が好きな色に塗れるようにしてあるのです。

あずきも「子ども向けカタログ」を見ながら「どの色にしようかな~」と言いつつ

好きな色にゴリゴリと塗っておりました。

 

そうしてランドセル選びに対する気持ちをとても高めたうえで。

実際の店舗に伺いましょう。

「池田屋 銀座店」は東急プラザ銀座の4階にあります。

以前は別の場所にありましたが2020年12月に移転リニューアルオープンしております。ご注意ください。

そして新型コロナウイルス感染対策のため、土日祝日の来店に関しては現在のところ予約制となっておりますので

公式HPより事前予約を忘れずにお願いいたします!

http://www.pikachan.com/store/

(こちらの「店舗案内」→「銀座店」のところに予約ページへのリンクがあります。

 なお、平日は自由に来店可能となっております)

バックルのないベルト・肩へのフィット感

バックルのないベルト・肩へのフィット感 シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

実際にランドセルを見て思ったのは「機能重視!」「質実剛健!」ということでした。

ランドセルは色、デザインも大事ですが、

何より「6年間、小学校へ通うための荷物を負担なく運ぶためのもの」。

シンプルで使いやすいように、そして子どもたちの困りごとにきちんと向き合って工夫をしてくださっているのが伝わります。

まずびっくりしたのがベルトの工夫。

ランドセルの肩ベルトには、大人が使うかばんやベルトなどのようにバックル(金具)があるのが普通だと思うのですが。

その金具、だいたい子どもたちの脇腹やひじのあたりに当たって痛くなってしまうことがあるのです。

なので、バックルなしでベルトを止める工夫「ギボシベルト」を開発されたのです。

橋の擬宝珠のように頭が大きく丸くなった金具でしっかりベルトを固定することができるという工夫。

他にはない「子ども思い」の工夫です。

素材としても、メイン素材が合成皮革のものであったとしても

ベルト部分だけは強度重視で牛革を使うなど

重たい荷物で負荷がかかりやすいことを踏まえた柔軟な対応をしているのもポイントですね。

 シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

また「子どもたちが背負いやすさ」を感じるのは「肩にぴったりフィットすること」が大事になるのですが。

そのあたりの工夫もばっちりです。

「背カン」とは、肩ベルトとランドセル本体をつなぐ樹脂や金属を使ったパーツのことなのですが。

その可動域がとても大きく、上下左右に自在に動く仕組みになっています。

(そうでないところも結構あるのですよね)

色々な体形の子どもたちの身体に合わせられるように、また6年間の成長過程にも合わせてフィットできるようにという工夫です。

ここが合わないとどんなに軽いランドセルだったとしても辛さを感じてしまうポイントになると思います。

(何しろ・・・通学時はここにたっぷりの教科書や荷物が入ってきますからね・・・。)

お店のスタッフの方にも「ベルトの長さ」を調節していただいたりして

「ちゃんとフィットしているか」も見ていただきましょう。

 

他にも、子どもたちが快適な6年間を過ごせるように、という工夫が盛りだくさん。

またどんな理由で壊れたとしても「6年間無料修理保証」があるのも安心ポイントですね。

より詳しいことが気になる方はぜひ公式HPも覗いてみてくださいね。

http://www.pikachan.com/features/

「思い込み」を超えていく子どもたち

「思い込み」を超えていく子どもたち シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

池田屋のランドセルはすっきりとシンプルなデザインです。

選んでいくうちに感じたのは「シンプルなランドセル」だからこそ、

「この色は男の子のもの」「この色は女の子のもの」という思い込みを乗り越えられるのかな、という点です。

令和の世の中になっても「女性蔑視発言」が問題になって・・・という悲しい現実があり

大人たちの中にも「この色は男の子」「女の子なんだからこの色はちょっと」のような気持ちがどこかに隠れているようにも思うのです。

ですが。

子どもたちの感性は自由です。

戦隊ヒーローものが大好きな男の子が赤いランドセルに憧れたり。

深い青や黒のランドセルを見て「かっこいいかも」とつぶやく女の子がいたり。

 

そんな中で、こちらのお店でのランドセル展示方法は「男の子用」「女の子用」と分かれている訳ではありません。

壁一面にランドセルが展示されているのですが、

確かに左側には黒系統、右側には赤系統が集められていますけれど

そこから中央に向かってグラデーションになるように様々な色のランドセルが並べられて

どこまでが男の子用、女の子用、という区別がないように子どもたちも手に取ることができるのです。

 シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

また内装デザインも凝っているタイプのランドセルも世の中には多くありますが、

こちらも至ってシンプルなものです。

それは機能的な問題として、耐久性を追求しての結果ではあるようなのですが。

だからこそ、却って「男の子用」「女の子用」とならずに済む部分もあると思うのですよね。

 

あずきの場合も・・・

まず真ん中にある彼女の大好きな紫系統(今年の新色「アイリス」があずきのお気に入り。右の画像が「アイリス」のものです。)を試した後、一瞬右寄りに行き赤系統を少し試した後はどんどん左側へ。

チョコレート色、キャメル、と背負った後には紺、黒へ。

母はちょっとびっくりしましたが。

実は中央区の区立小学校は標準服(制服)があるところが多く、あずきの学区域もそうなっていて。

なので・・・例えば女の子が紺の上下の制服を着ている状態で黒や紺のランドセル、というのも

結構しっくりくるわけなんですよね。

「男の子は黒」「女の子は赤」なんていう思い込みに縛られているのは結局のところ大人だけ。

子どもたちはあっさりと社会が決めた思い込みを飛び越えていけるのかもしれません。

そして、そんな子どもたちの気持ちを応援してくださるような会社の姿勢を母は感じたのでした。

大人用かばん・小物・そして「甲州印伝」もぜひ!!

大人用かばん・小物・そして「甲州印伝」もぜひ!! シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

さて。あずきと同級生の保護者の皆様以外にはちょっと縁遠いお話だったかもしれませんが。

ここからはたくさんの大人の皆様にも見ていただきたい情報です。

池田屋の商品はランドセルだけではありません。

まずは大人用の鞄製品。

実は・・・初めて銀座店に伺った際、当然メインはランドセル見学ではあったのですけれど

えだまめの目に留まったのがこちらの「ワンピースリュック」。

生成りの生地と革の光沢感のコントラストがとてもきれいで素敵!と思ったのでした。

革の色はランドセルでも人気の「キャメル」「ワイン」「ブラウン」「ネイビー」「レッド」。

お子さんのランドセルの色と合わせて「プチお揃いコーデ」というのもいいかもしれませんね。

他にも素敵な革の鞄や小物がたくさんですので、ぜひ手に取っていただきたいです。

 シリーズ:あずきの「ラン活」日記①
~「子ども思い」の「池田屋」のランドセル@東急プラザ銀座~

そして、もうひとつ皆様にお勧めしたいのが「甲州印伝」です。

・・・不勉強なえだまめは、このお店でその存在を知りました。

「甲州印伝」とは、鹿革に漆で模様付けする伝統的工芸品。

軽く丈夫な素材であり、また人肌に非常に良くなじむのだそうです。

また、伝統を守るだけでなく、池田屋オリジナルの新しいデザインのものも開発されているとのこと。

そんな素敵な素材を使った小物なども数多く取り揃えられております。

伝統の良さを日々の生活の中に取り入れてみるのもいかがでしょうか??

ぜひこれも一度手に取っていただきたいと思っております。

 

3月21日をもちまして緊急事態宣言解除となりました。

銀座にお出かけの際は子どもたちが「あれもいいな」「これもいいな」と

大切なお気に入りをひとつ選ぼうとしているのを応援しつつ

大人用の素敵な鞄・小物も見にいらしてくださいね。

 

★池田屋 銀座店★

住所:中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座4F

電話:03-3289-8983

営業時間:11:00~21:00

※新型コロナウイルス感染対策のため当面の間20:00で営業終了。

 お出かけの際はHPなどを充分にご確認ください。

池田屋ランドセル公式HP http://www.pikachan.com/

池田屋公式HP(大人向け商品はこちらから)http://www.ikeda8.com/