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桜名所を散歩する
江戸の桜の名所といえば「上野寛永寺」・・将軍ゆかりの寺であるため、飲酒禁止など規制があったようで、寛永から享保年間には幕府・徳川吉宗によって、墨田堤・春日山・御殿山に桜が植えられて、庶民に解放され、江戸っ子の行楽の場が広がったそうだ。この施策、吉宗の「享保の改革」に苦しんでいた庶民のガス抜きの狙いがあったといわれる。
なんと300年の時を経ても人々を魅了するサクラ。中央区の『桜の名所』を散歩・・夜桜を楽しみました。
「江戸桜通り」の夜景
『江戸桜通り』は日銀のある日本橋本石町から日本橋本町へ続く、三越日本橋本店や三井本館の歴史的建造物が建ち並ぶ通りです。建物と一体での見事な桜並木に感動します。
この横道、今年秋に開業予定の「COREDO室町テラス」前に植えられたソメイヨシノの若木が、可愛い花を開かせて、新しい時代の幕開けを待っていました。
『日本銀行貨幣博物館』では、桜が描かれた錦絵の展覧会（2019年3月12日～4月14日）が開催されます。
夜桜で乾杯！浜町公園
甘酒横丁をブーラブラ・・・桜の名所として知られる「浜町公園」では、夜桜最高潮！！町内や会社の宴席で賑わっています。近くは新大橋、隅田川の河岸に面した公園内には『中央区立総合スポーツセンター』を主に、在住・在勤者が利用可能な桜に囲まれた『デイキャンプ施設』もあって、憩いと健康の公園です。
隅田川の夜桜
ライトアップした佃島・石川島燈台跡前の河岸には、桜並木が見事に咲き誇っています。悠々と流れる隅田川には、お花見の館船やクルーズ船が、佃大橋をくぐって下って行きました。
晴海「桜の散歩道」
朝潮運河沿いの「桜の散歩道」は数百メートルに渡って、桜が咲き誇ります。朝潮橋、春月橋の月島側沿いでは，運河に垂れる桜が見事です。水域面積18.3％の水の都「中央区」は河辺の桜並木がよく似合います。