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東京2020パラリンピック競技大会
ひと夏の祭典 閉幕

 東京2020パラリンピック競技大会
 ひと夏の祭典 閉幕

 9月5日夜、国立競技場にて、東京2020パラリンピック競技大会の閉会式が行われ、コロナ禍で1年延期となり、4都県全ての会場で原則無観客開催という異例の大会も、13日間の大会の幕が下り、東京五輪・パラ大会の全日程を終えました。            緊急事態宣言下、不要不急の外出自粛が要請され、自国開催でTV中継も多く視聴機会が増える中、日本選手の活躍(金13銀15銅23 計51個メダル獲得)もあり、多くの人がパラリンピックに関心を持ち、163の国・地域と難民選手団を合わせて最大規模の約4,400選手が参加し、22競技539種目で、ハンディを乗り越えて限界に挑む姿は、人間の可能性や、多様な個性を認め合い、支える、共生社会の意義と、実現に向けての歩みを改めて認識する機会となりました。  閉会式では東京大会の理念「多様性と調和」の在り方を、「全ての違いが輝く街」で表現し、次の舞台パリへ引き継がれました。

大会期間中、中央区内に所在する、晴海「選手村」、築地市場跡の、選手や大会関係者を送迎するバス及び乗用車の管理運営を行う「車両基地」は夜遅くまで明かりが灯り、隅田川橋梁は特別ライトアップが施されました。