2021 初秋点描 ススキ開花
9月14日、東京管区気象台から、気象庁生物季節観測情報のひとつ「ススキ開花」が報じられました。 平年より1日遅く、昨年と同日との由。 ススキはイネ科ススキ属の多年生草本。 尾花とも呼ばれ、秋の七草のひとつで、秋を象徴し、日本文化の中で重要な草花であり、十五夜の飾り、花鳥風月画や蒔絵などの秋草模様、薄(ススキ)ミミズクなどの郷土玩具、屋根を葺く材料として重宝されてきました。 花が開ききる頃には、種がふわふわと白くなり、銀色に、やがて季節が深まると、黄金色に輝きます。 新たな護岸工事と桟橋が再整備された元佃(佃1)の船入掘 河岸草むらにススキが開花中です。(冒頭画像右端中程) 小株ながら、陽を浴び、白銀に輝く姿は、季節の一コマを演出しています。