旧町名「照降町」から「永代橋」を散歩…満月を愛でる
長丁場のコロナ禍 江戸時代中期から始まった秋の風物「べったら市」大伝馬町・本町一帯で10月19日・20日開催されますが、今年も中止になりました。
巣ごもり読書を楽しみます。佐伯泰英著「照降町四季」㈠~㈣全4巻は「照降町」を舞台に江戸の大火に立ち向かう鼻緒屋女主人と町の人々の奮闘のストーリーですが、今の災禍と重ね合わせつつも元気をもらいました。「照降町…てれふれ町」の場所は現在の本町・小舟町・小網町あたりで、町の由来は下駄(晴れの日)と傘(雨の日)の店が連なったからだとか…粋な町名です。
今回のブログは三越本店に寄った帰り…照降町からの名月でしたが、人形町経由清澄通りを歩いて「清洲橋」にやってきました。ちょうど夕暮れです。災禍の歴史を乗り越えて、悠々と流れる隅田川の今。秋風に吹かれて、対岸のまんまる月と一緒に隅田川テラスを散歩です。力強い『永代橋』の天空に満月を愛でて、明日は元気です。
来月の満月カレンダーは10月20日です。