中央区にも秋の訪れ~晴海にて頭を垂れる稲穂かな~
こんにちは。暑さが和らぎ、少しずつ外出するようになったHanes(ハネス)です。
先日、なるべく人出の多い時間帯を避けて中央区の秋を探しに行ってきました。
江戸時代において、10月(神無月)は神が不在の月。したがって、神社のお祭りもありません。
では、当時の人たちの行楽は何だったかというと、紅葉狩り!(参照:東京都立博物館「江戸東京デジタルミュージアム」)
しかし、今の時期は紅葉を楽しむにはまだ早い中央区。
他に秋らしい風景が見られればと思って向かった先が晴海第三公園(愛称:サウストリトンパーク)。
トリトンスクエアの敷地内の南東にあり、比較的見逃しがちな公園です。
こちらの公園には、世界的なスポーツの祭典で来日した人たちをおもてなしするためのプロジェクト「フラワーアイランド晴海2020」で育てられた色とりどりの花に加え、
「田んぼビオトープ」があることをご存じでしたか?
こちらは中央区環境土木部水とみどりの課が管理しており、毎年田植えが行われています。
さらに、田んぼの周辺に設けられている生きもの保護水槽では、メダカが元気に泳いでいました。
案内板にある通り、晴海の田んぼでイナゴが跳ねる日が来るかもしれませんね。
日当たりによって稲の育ち具合には若干差がありましたが、そろそろ収穫でしょうか。
都心で稲を育てている建物はいくつもありますが、地上で育てている例は珍しいのではないかと思います。
お近くにお越しの際には、ぜひ晴海の田んぼビオトープにも目を向けてみてくださいね。