達磨

三越劇場見学会~三越落語会編~

いよいよ三越劇場見学会の開始です。2022年に開場95周年を迎える三越劇場。世界でも類を見ない百貨店の中の劇場として日本橋三越本館6階に誕生しました。関東大震災で大きな被害を受けた日本橋三越本店の再興にあたり「建物だけでなく、文化的な復興を」という思いから劇場が作られ、2016年には日本橋三越本店が国の重要文化財指定うけるにあたり、三越劇場の装飾様式が高く評価されました。1953年から続くホール落語の草分け『三越落語会』について、歩みや魅力をお伝えして、華麗な装飾に包まれた場内空間とともにお楽しみください。…劇場責任者の方のご挨拶でした。またスタッフの方は故小三治師匠の出演時の様子なども話され、楽屋風景を映像でご案内されました。

 三越劇場見学会~三越落語会編~

見学会第2幕~あなたも噺家になりきろう!

高座に上がりました。場内装飾など見る余裕などありません!参加者の皆さん、スタッフの方に撮っていただいて、笑顔の高座体験をされました。

 三越劇場見学会~三越落語会編~

見学会第3幕…劇場スタッフ解説付き案内

三越劇場は間口約12m、奥行約6mのプロセニアムアーチ(額縁)の舞台。場内にはロココ様式を基調とした装飾が取り入れられています。灰色の大理石を使用して総体の色調はグレー、周壁は石膏彫刻で作られ、天井には8枚のステンドグラスがはめ込まれ、後方天井の模様はステンシルで78種類の色調を組み合わせています。空調については当時は珍しい最新鋭のものを導入。建設は横河工務所が担当して、ステンドグラスは別府七郎が担当。三越といえばライオン像ですが、舞台両端にもライオン像があります。

見学会第4幕おわりは「三越落語会オンラインより春風亭一之輔師匠の一席

 

 三越劇場見学会~三越落語会編~

第一回三越落語会は1933年4月11日土曜日、全席指定で開催されました(ロビーにちらしが展示されています)

◎三越劇場見学会~三越落語会編~日程ご案内!

◆開催日:2021年11月3日(水・祝)、21日(日)・12月4日(土)、15日(水)

◆各日 午前11時~/午後3時~  *各回所要時間60分程度(予定)

◆入場料  550円(税込)  ◆各回15名

◆web申込:三越劇場チケットショップ

◆電話申込:三越劇場0120-03-9354(日本橋三越本店6階)