隅田川に都民の鳥がリターン!
都民の鳥がユリカモメであることをご存じですか?
また、ユリカモメが「渡り鳥」であることをご存じでしょうか?
新交通「ゆりかもめ」の名称にもなった都鳥(みやこどり)こと「ユリカモメ」は、実は「渡り鳥」なのです。
夏に日本を離れていた都民の鳥が、今年も隅田川に戻ってきました。
この写真は、先週10月末に隅田川で見かけたユリカモメです。
ユリカモメは渡り鳥であり、春になると日本を離れ、初冬に日本に戻ってきます。
夏が繁殖期のため、日本では基本的に営巣しないのだそうです。
ゆりかもめの見分け方
(左の写真:2021年10月撮影)
(右の写真:2021年04月撮影)
日本にはカモメが数種類いますが、ユリカモメの見分け方をご存じですか?
赤いくちばしと赤い足が特徴です。
実は右の写真も左の写真もユリカモメなのです。
同じユリカモメなのに、見た目が少し違います!
日本で冬を越したユリカモメは春になると、右の写真のように頭が真っ黒になります。
頭が黒くなったら日本を離れるサインですね。
一方、左の写真のように初冬に日本を訪れるユリカモメの頭は白く、
眼から後頭部にかけて黒い斑点のようなものが見られるのが特徴です。
ユリカモメの到来により、今年も冬が訪れたと感じました。