2019 名残のソメイヨシノ
都内のソメイヨシノは、3月21日に標準木が開花し、27日に満開を迎えましたが、陽気が定まらず、所謂「花冷え」現象もあり、咲き進むスピードがゆっくりと推移。
浜離宮恩賜庭園は、江戸時代は将軍家の別邸として、明治時代は皇室の離宮として、多くの賓客を迎え、観桜会も開かれた由緒ある庭園です。
園内には約100本の桜が植栽されており、内ソメイヨシノは約10本。主に「中の御門」「延遼館跡」「中の橋」付近に植栽され、殊に「中の御門」付近の桜並木は見応えがあり、今年は長い期間、目を楽しませてくれましたが、いよいよ終盤です。
次いで、例年4月中旬には、主として「潮入りの池」の「お伝い橋」から「横堀」の「海手お伝い橋」までの池畔に植栽されている、所謂「八重桜」が見頃を迎えます。