2021 築地·波除神社「お火焚神事」
江戸時代より、厄除・災難除の象徴として多くの参拝者を集め、また例大祭「つきじ獅子祭」の名称の元をもなした、築地·波除神社「厄除天井大獅子」への信仰は厚く、参拝者が祈祷を受け、「願い串」に願い事を書き込んで天井大獅子の舌の上の収め籠に納め念じると、願い事を大獅子が飲み頂き、叶えられるとの独特の参拝神事があります。 納められた「願い串」は、1か月分が翌月1日の獅子殿月次祭で、神職が納められた方全員の住所と名前を改めて大獅子に申し述べ、皆様の願い事が叶えられるよう祈願され、その後専用の箱に納められます。 保管された「願い串」は、毎年1年分を12月第3土曜日に執り行われる「お火焚神事」で清浄なる火によりお焚き上げされ、海に流されると聞きます。 当該日の12月18日、13:00から「お火焚神事」が執行され、境内は炎が立ち上り、煙に包まれました。