和光 新春のショーウインドウ 「目」
銀座和光のショーウインドウは、西暦の年号を表す大きな2022という数字と、〇の中に虎の顔を配しています。
製作者の方のご説明が書かれていたので、ご紹介します。 次の通りです。
2022年新春のショーウインドウは、白虎の凛々しい青い「目」がモチーフ。
和光のショーウインドウは銀座を見守り続ける目であり、銀座を訪れるすべての人とアイコンタクトするもの、時計塔90年、和光75年というふたつのアニバーサリーを迎え、あらためてショーウインドウが果たしてきた役割を考えたテーマです。
白虎は、2021年中は、眠っているように目を閉じていますが、新年とともに目を見開き、瞬きをしたり、銀座を見渡すように首を左右に振る動きをします。
気に入った人を見かけると、たまにウインクをすることもありますので、ご注目ください。Eyes
新春のショーウインドウ 時計塔90年 和光75年
ショーウインドウの中に、時計塔年90年 和光75年という表示がありました。
「歩いてわかる中央区ものしり百科」の40ページで、次のように書かれています。
「様式美はいまも健在 銀座のランドマーク、銀座四丁目の角に本社を移した服部時計店(現在のセイコーホールディングス株式会社)は、明治27年(1894)に初代時計塔を完成させた。 二代目の時計塔のビルディングが完成したのは昭和7年(1932)。建て替えは大正年間に計画されていたが、関東大震災の影響で工事は大幅に遅れた。 その結果、耐震性を考慮し、天然石を使用した建物が誕生した。
昭和22年(1947)、服部時計店の小売部門が独立して和光を設立。 (中略)
当初、時計塔の大時計はドイツ製だったが、昭和41年(1966)にセイコー・クオーツに変更された。
現在もこのビルは古典的な様式美と格調の高さを誇り、銀座のランドマークとして有名だ。」