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2022 咲き競う華麗な "八重桜"

 2022 咲き競う華麗な

 新型コロナウイルス感染症対策のまん延防止等重点措置が3月21日の期限をもって解除され、臨時休園中だった浜離宮恩賜庭園は、3月22日再開園されました。                    この時期は、草木が芽吹き自然の命を感じる美しい季節で、4月1日~5月5日「浜離宮花と緑の集い」が実施され、区内在住者は、入場整理券に所定事項を記入し窓口に提出すれば無料で入場できます。                          浜離宮恩賜庭園内の桜は約100本。先月下旬に見頃を迎えた「中の御門」付近の桜並木を中心とする園内約10本のソメイヨシノに続き、「潮入りの池」の「お伝い橋」から「横堀」の「海手お伝い橋」までの池の周辺に植栽されている、約30本の所謂「八重桜」が咲き揃い始めました。                      「八重桜」 とは、オオシマザクラを主にヤマザクラ、オオヤマザクラなどが交雑したものなどから作出された園芸品種の総称である「サトザクラ」(人里近い所に植えられた事が名の由来) の大半を占めるとされる八重咲き品種の通称名で、「ボタンザクラ」とも称されます。「五色の八重桜」と称えられる、白~淡桃色の「一葉」、薄紅色の「普賢象」、紅色の「関山」、淡黄色の「鬱金」(左上画像)、黄緑色に緑の筋が入る「御衣黄」。                   花弁が幾重にも折り重なって、枝にボリューム豊かに咲き誇る様は華やかです。