全日本ボート選手権大会
早慶レガッタを見逃したら「海の森」でボート競技を観戦してみませんか?
今年は埼玉県の戸田公園から「海の森」に会場を移して、第100回全日本選手権大会が開催されることになりました。
700名を超える選手が水上で競うボート競技の第100回記念大会
5月12日(木)-15日(日)の大会期間中に予選から決勝戦まで全137レースが取り組まれます。
海の森?
晴海の黎明橋付近の建物からも見える「東京ゲートブリッジ」
この写真で示すと「海の森」は晴海通りを突き抜けたその先「東京ゲートブリッジ」の右手前にあります。
「海の森」は、中央区のとなり江東区海の森にある海の森水上競技場です。
東京2020大会のボート競技とカヌー(スプリント)競技が行われ、私は都バスで自宅からボート競技のボランティア活動に参加しました。
「海の森」へのアクセス
都バス「東16」または「都05-2」の東京ビッグサイト行きバスに乗り終点でシャトルバスに乗り換えて競技場に到着します。
★大会期間中、国際展示場駅⇔海の森水上競技場のシャトルバスが増発されて行き帰りがとても便利です。
※ビッグサイトから国際展示場駅シャトルバス乗り場までは徒歩で約8分
※シャトルバスに乗車すると約20分で「海の森水上競技場」に到着します。
※14日(準決勝・決勝)と15日(決勝)はシャトルバスがさらに増発されます。
シャトルバスと大会のチケット情報はこちら
https://teket.jp/3223/11549
自動車の方は競技場で有料駐車場が利用できます。
全日本選手権のことはこちら
https://www.jara.or.jp/race/current/2022alljapan.html
「海の森水上競技場」の楽しみ方
ボートは約10分間隔で通過します。競漕するクルーの躍動を見守りながら、会場の真上を飛ぶ飛行機・橋の下を航行する大型船・コンテナトレーラーの往来など旅先でしか見られないような風景の数々に遭遇するかもしれません。
海の森へのアクセスがとても便利な期間中に「このタイミングだから見えた!」という風景や音を感じてみてください。
水と緑の中央区
中央区の水辺は緑も多く整備され心地よい憩いの場になっています。川を眺めたときにボートやカヌーを人が漕ぐ風景が身近にあれば、水上スポーツを通して仲間とともに水に親しむ新しい機会が生まれます。
先日の早慶レガッタを見て、ゆらぐ隅田川河口も選手を育成するのに相応しい場所だと思いました。選手が練習で利用するエルゴメーターはeスポーツの要素も取り込めたら、世界と戦う日本の水上アスリートを都心のど真ん中で育成できる可能性があります。
東京2020大会のボランティア活動は81歳の方と一緒に同じグループで活動しました。この世代の方で仲間と一緒にマスターズ大会に参加するために、今でも週3回ボートを漕ぐ方もいらっしゃいます。競技経験がない私でもボランティア活動に参加すると話が尽きず楽しい出会いが毎回訪れています。
ボートの全日本選手権大会は江東区内のイベントになりますが、今回は世代を超えて楽しめるボート競技の魅力をみなさまにも隅田川を眺めながら探ってほしいと思いお伝えしました。
築地大橋(勝どき側)に咲く色とりどりのツツジは今年もきれいに咲いていました。
隅田川の水質も以前より改善されました。最新データは「中央区 河川水質調査」などを検索すると水質データが確認できます。