「竹久夢二美術館」に行ってきました!
今から100年前、時代は大正時代(1912-1926)。わずか15年の短い年月でしたが、近頃「大正ロマン」と呼ばれる古き良き文化や風俗が注目されていますよね。
呉服橋付近に、奥様の「岸たまき」さんが「港屋」という店を構えた大正ロマンを象徴する画家「竹久夢二さん」。夢二さんの美術館が文京区の弥生町にあると知り、さっそく出かけてみました。
弥生式土器発掘ゆかりの地
美術館のある弥生町付近で明治17年(1884)に発見された土器といえばなんでしょう?
はい、正解は「弥生式土器」です。
ということは、明治17年以前は弥生時代という概念はなかったのでしょうか?今度調べてみます。
東京大学の農学部と工学部の境には「弥生式土器発掘ゆかりの地」の碑がありましたのでパチリ。
ゆかりの地から徒歩5分程度で竹久夢二美術館へ到着できますよ。
大正時代トリビア
竹久夢二美術館で仕入れた”大正時代トリビア”をいくつか紹介します。美術館の大部分は撮影禁止なので、一生懸命メモしてきました。
1913年にはマンドリンが大流行、1914年は三越呉服店新装開店、東京駅開業。1918年には米騒動が起き、1923年には関東大震災。1925年にはラジオ放送開始、1926年には「モダンガール」が流行語となり、働く女性の新しいバリエーションとして『職業婦人 』と呼ばれる人たちが誕生したようです。
大正時代は短い期間でしたが、時代が急ピッチで変化していった様子を想像できますね。
大正ロマンの淑女たち
竹久夢二さんが描く美人画は大正時代の流行を牽引しました。美人画に触発された大正時代を象徴する女性たちの装いも当時、注目の的でした。多くの女性たちが雑誌を見て百貨店に行き、友達とショッピングを楽しむ。そんな現代と同じように自由を満喫できる時代がスタートしたのが大正時代です。
★竹久夢二美術館へのアクセス
■所 在 地:〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 TEL 03(5689)0462
■開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
■休 館日:月曜日、展示替え期間中、年末年始
■入館料:一般1000円/大・高生900円/中・小生500円
千代田線「根津駅」1番出口より徒歩7分
南北線「東大前駅」1番出口より徒歩7分