銅版画の世界
銀座界隈にはたくさんのギャラリーがあり、さすが文化を育む街です。
私が中央区観光協会へ行く時や仕事場から銀座へ歩く途中など、あらここにも!と、個展開催中のギャラリーの前を通ります。
そんなギャラリーの一つで開催される銅版画展のお知らせです。
銅版画の技法・メゾチント
2019年にこの作家さんの作品を初めて拝見しました。春陽展(春陽会主催、絵画と版画の展覧会、於 国立新美術館)に出展されていて、繊細なタッチと透明感に惹かれました。
銅版画にはいろいろ技法があるそうですが、三浦さんのはメゾチントという技法です。メゾチントは、銅版の表面に無数の傷をつけてから磨いていき、明暗を微妙な階調で表現する技法(ものすご~く簡単な説明 by 三浦さん)だそうです。
三浦さんが生み出す光と影の世界をご覧になってみませんか?
会場のギャルリ・シェーヌhttps://galeriechene.com/jp/index.htmlは、道路に面する一面のガラス張りがとても開放的で、外からでも数点の作品を見ることができます。
私は小心者なので、ギャラリーに限らず「今日はこれを買いたい!」という気合いがないと敷居を跨げないんですけど(笑)、こちらのギャラリーはなぜかすっと入れました。その時の個展は現代アートの絵画だったのですが、作品の明るさ・はつらつさに引っ張ってもらえたのかもしれません。
ギャラリーでの作品鑑賞は明日へのうるおいを与えてくれると思います。
三浦さんの銅版画、家に連れて帰りたいと一目ぼれしちゃったら・・・さぁどうしましょうかね。
なお、この記事は主催者のご了解を得て書かせていただきました。