爽やか隅田川 ライトアップの清洲橋・永代橋とお月見
『名月や 池をめぐりて 夜もすがら』芭蕉・・・傍に隅田川が流れる深川芭蕉庵で其角ら門人たちとの月見会で詠まれたという。中秋の名月をめでる習慣は平安時代から伝わったといわれ、今年の中秋の名月は満月と同じ日の9月10日(旧暦の8月15日)情報では月の出は東の空、時間18半過ぎ、高さは見上げた空ぐらいに昇るようだ。花見の場所・・・半蔵門線水天宮前駅シティターミナルから、徒歩4・5分「隅田川大橋」西岸のスーパー堤防・隅田川テラスを目指します。ところでここ堤防は桜並木と隅田川大橋とスカイツリーが一緒に写真に収まるスポットでもあります。日没から15分後の18時過ぎ・・・川上に清洲橋、川下に永代橋の見事なライトアップです。18時半過ぎ「月が出ているよ・・・子どもらの歓声です」パワー溢れる満月が目の前にありました!
巣ごもりの生活に馴染んだこと、歳で夜遊びも少なく、世界のエネルギー問題が問われる中にあって、ライトアップの文字が頭から消えていました。中秋の名月の日に清洲橋と永代橋の照明を見る機会となりました。思いかけずライトアップ橋と隅田川の美しいコラボに遭遇です。改めて・・・東京都建設局発行(令和2年3月)の「隅田川に映える橋のライトアップ~水辺のにぎわいの創出~」の冊子をPCから拝見・・・『基本方針』橋そのものの構造美及び色彩を生かす、『デザインコンセプト』育まれた江戸文化の美意識の継承をしていくこと・・・将来に向けた未来を切り開くダイナリズムを象徴しているという思いがあります『ライトアップ10橋の案内』に感心して、パワフルな思いの一日になりました。
月の写真(2枚目)は2022年9月10日の十五夜ですが、1ヶ月後に巡ってくる「十三夜」は一五夜の次に美しい月だとか。今年は10月8日(土)の予定です。
永代橋のライトアップ