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江戸は運河が四方八方にはりめぐらされた街でした。
現在高速道路になっている多くの場所は、かつては運河や河川だったりします。

一方この「亀島川」は、江戸時代に築かれた水路を現在まで残す、希少な場所です。

観光船などで通ると、風情ある亀島川の水辺を体感することができます。

さて2022年7月のある日、亀島川をカヤックで下るグループを見かけました。

「こんな都会でカヤック！？　なんだか楽しそう！」と思いました。
「果たしてどこまで漕いでいくのだろう？」と、カヤックが向かう先を私も陸路で追ってみました。

亀島川の水辺を歩くことはできないため、付近の道路を急いで移動。
亀島橋、南高橋、亀島川水門付近といったポイントで何度か追いつきました。

どうやら「亀島川みずべまつり」というイベントがあり、カヤックやSUPの体験教室が開かれていたようです。

都会にいながらにしてのアウトドア。それ自体に心躍ります。
しかも水面近くの視点から静かに水辺を眺めることができる、というのもカヤックならではの魅力ですね。

果たして霊岸橋からスタートしたカヤック集団は、亀島川水門の少し外側（隅田川）で折り返し、再び霊岸橋へ戻っていきました。

私はというと…。亀島川水門では折り返さず、隅田川沿いで休憩。風に吹かれて心地よい時間を過ごしました。

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