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　江戸時代、十五夜とともに親しまれていた十三夜（別名栗名月 今年は10月8日）を挟む10月5日～10日の期間、浜離宮恩賜庭園では、閉園時間を21:00（最終入園は20:30）まで特別延長し、夜のお月見散歩をテーマとした観月イベントが開催中です。　　　　　　　　大手門出入口と潮入の池周辺に至る夜間順路がライトアップされ、園内随所に植栽され庭師が丹精込め手入れした松の枝葉が、繊細な光で浮かび上がっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　燕の御茶屋の白壁に、当園ゆかりのモチーフ、鷹が影絵で映し出され、潮入の池脇の芝生エリアにはお月見台が設置され、水中ライトで水面に映り込む月影「水月」が表現されます。　　　　　　　①10月5·10日には行灯でディスプレイされた「燕の御茶屋室内特別解放」、 ②10月6日には御茶屋群を中心に夜間ならではの見どころ·趣向を盛り込んだ「お月見特別ガイドツアー」、 ③10月7·8日には満月の意匠が施された松の御茶屋で「月夜の利き酒会」、④10月9日には「松の御茶屋でお点前拝見」、 ⑤10月7·8·9日には和船に乗った3人の楽人による、往時の御庭遊びの一つ「船上雅楽」の再現等のイベントが組まれています。　　　（但し雨天の場合は中止）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中島の御茶屋では期間中お月見をイメージした期間限定の和菓子の他、日本酒と和三盆を楽しむ夜の特別メニューが提供されます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋の宵、将軍ゆかりの庭園での特別なお月見の一夜の粋な企画です。