中央区でアート散策を!動く立体彫刻「新宮晋」2作品
銀座の中でも一際目を引くガラスブロックの建物、その正面に巨大なオブジェがあります。お店の方に、シングウススムさんの作品で、「宇宙に捧ぐ」と教えて頂きました。
新宮晋さんは、現在81歳。風や水で動く作品は、日本のみならず世界各地ミラノ、ニューヨーク、ボストン、ソウル等々にあります。
目に見えないものを捉える作風から「空気の専門家」との異名もあります。
こちらの「宇宙に捧ぐ」は、2001年64歳の時の作品です。
さらに、作品を調べていくと、築地7丁目のあかつき公園に作品があることがわかりました。
こちらは「星の時間」、1991年54歳の時の作品です。
都会の中にあっても大きな空間と緑の多いあかつき公園にふさわしく、風にゆったりとユニークに動きます。
兵庫県三田市には、新宮晋・風のミュージアムがあり、このような日本の彫刻界の巨匠の作品を街角で見れるなんて、贅沢な気分でいっぱいになります。
2作品へのアクセスは、先ず最初に銀座5丁目のエルメスで作品をご覧になったら、晴海通りを真っすぐ勝鬨橋方面へ、勝鬨橋手前の信号を左に折れてしばらく行くと、あかつき公園(築地7ー19-1)があります。五月晴れの中、中央区アート散策はいかがでしょうか。