あっ、まだ「櫓」がある!
前月のブログで歌舞伎座の櫓について掲載しましたが、例年これは11月の顔見世の月だけで
12月は降ろします。
細かくは11月の千秋楽が終わると降ろすので11月末頃はない時があります。
今年は12月になっても櫓があるのでお話を聞くと今回はやはり襲名披露があるので、
特別に揚げているとのことでした。
この櫓、江戸幕府から公認を得た座(劇場)が揚げることができ、江戸三座と言われる
中村座・市村座・森田座の芝居小屋だけが、入り口に櫓を揚げることで公認の芝居小屋である
ことを示していたとのことです。
櫓の側面、文字が染め抜かれています。
読めなかったので調べてみると「木挽町 きゃうげんづくし 歌舞伎座」と書かれているそうです。
冬、本番です。
今年もクリスマスが近づくにつれ寒くなってきました。
地面が凍っています。
ここは、隅田沿いビューポイントのひとつ石川島公園、冬は空気が澄んでいます。
向こう見えるのは永代橋。