第68回寒中水浴大会「寒中禊·疫病退散祈願祭」
1月8日11:00より、鐵砲洲稲荷神社境内にて、今年で68回目となる、新年恒例の「寒中水浴大会(寒中禊)」が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者の一般公募は行わず、奉賛団体のひとつ弥生会会員のみの寒中禊·疫病退散祈願祭として斎行されました。 毎年正月第2日曜日に行われる寒中水浴は、新年に神前で冷水を浴びて心身を清める禊を行って無病息災を祈願する神事です。 かつては寒垢離や寒禊と呼ばれ、江戸時代発祥とされる年初めの行事で、昭和30年、先代宮司により「寒中水浴大会」として復活した、伝統ある祭礼です。 今年の参加者は男性34名·女性6名の計40名で、白鉢巻きに、男性は白色越中褌、女性は白装束姿。 中川宮司、山本中央区長の挨拶に続き、お祓いの後、東京都神社庁錬成行事道彦(=導師)篠直嗣 板橋氷川神社宮司の指導の下、まずは公道に出て神社一周ランニング、次いで、準備運動の鳥船(舟)等を行い、京橋氷業㈱奉納の36貫(135kg)の氷柱2本入りの水槽に胸まで浸かり、「祓戸大神、祓戸大神・・・」と唱えつつ振魂の動作をしながら、心身を祓い清め、最後に、再び整理運動の鳥船等を行って、寒禊を終えます。 神楽殿では、鐵砲洲囃子の奉納演奏が行われています。