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2023 春到来の兆し

 2023 春到来の兆し

 1月下旬、10年に一度レベルとされる寒波到来に見舞われましたが、月が替わり、2月1日、南から暖かい空気が流れ込み、都内の日中最高気温が13.1℃と、3月上旬並みの暖かさを記録しました。  まだまだ日によって気温のアップダウンが予想されるものの、2月4日、暦の上では「立春」を迎え、着実に春が到来しつつあります。 浜離宮恩賜庭園では、旧稲生神社とお花畑の間に植栽されている、早咲きの「八重寒紅」が開花中です。             寒の時期に開花を迎える、「野梅系」の一品種とされ、濃いピンク色の八重咲きの中輪。メジロやシジュウカラなどの小鳥が木々の枝を飛び回っています。                    広さ3000㎡のお花畑には、昨年11月初旬に種が蒔かれた約30万株の早咲きの "菜の花" (アブラナ科アブラナ属の植物の総称) 「黒川」「伏見」の2品種の黄花が咲き始め、澄み切った青空の下、茎·葉の黄緑、「八重寒紅」のピンク共々春らしい彩りを演出しています。                                約80本からなる梅林の梅はまだ咲き揃っていませんが、一本の木に、紅·薄紅·斑·白の4パターンの花が "思いの儘" 混じり合って咲く、「思いの儘」がほころび始めています。