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2019 神田祭 神幸祭·附け祭

 2019 神田祭 神幸祭·附け祭

 江戸三大祭りのひとつで、2年に1度開催の神田祭。今年は、天皇陛下御即位奉祝記念として行なわれ、神輿などに「奉祝」と記されたひれ旗(細長い布)が付けられた他、境内や神社周辺に多数の幟も飾られています。(5月9日~15日)

5月11日はメイン神事の「神幸祭」。色とりどりの平安装束姿の神職や巫女、大黒様をお乗せする「一の宮鳳輦」、恵比寿様をお乗せする「二の宮神輿」、将門様をお乗せする「三の宮鳳輦」をはじめ、「諫鼓山車」や「獅子頭山車」などからなる行列が氏子町内を練り歩く、勇壮華麗な祭礼行列です。

江戸時代には山車と並び祭りの中心のひとつと伝わり、平成に復活された、当時流行の文化芸能を多様に取り入れた踊り屋台や山車/曳き物/仮装行列等趣向を凝らした「附け祭」が、15:00に有馬小学校付近からスタートし、昔話を再現した「大江山凱陣」「花咲か爺さん」「浦島太郎」等のユニークな "バルーン" 曳き物、将門による軍事訓練「野馬追」に由来する福島県相馬地方の騎馬武者一行が合流し、大行列となり、16:30には弓張提灯装飾が施された日本橋三越本店前を通過、大勢の見物客で賑わう中央通りを北上します。