rosemary sea

HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

リモートで、愛する中央区をナビゲートします、rosemary  sea  です。

 

老舗刃物店の日本橋木屋本店さん、併設されたギャラリー izutuki にて、3月30日(木)から4月26日(水)まで、「HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織」を開催中です。

今回も株式会社木屋 日本橋本店 安部店長にお世話になりました。

併せて izutuki ご担当の大場さんにもご案内いただきました。

 

ごあいさつ
博多織デザイナー 
深堀由美子(ふかほり ゆみこ)さん

博多織は、国の伝統工芸品に指定されている絹織物です。

鎌倉時代に中国から日本へ伝来し、主に日本の民族衣装である帯として広く親しまれ、江戸幕府への献上品や歌舞伎の舞台衣装にも用いられてきました。

HUKAHOYUMIではデザイナー自身が手織りで織り出した博多織を主素材に、現代の日常生活に彩りを添えられるようなアイテムを展開しています。

多くの皆様に博多織に触れていただき、その風合いや色彩、伝統美と進化を感じていただければ幸いです。

 

深堀由美子さんは・・・

博多織手機技能修士(はかたおり ており ぎのうしゅうし)です。

2019年7月22日の「博多の粋・・・」の記事の中で、お着物姿の深堀さんをご紹介させていただきました。

木屋さんでの博多水引 長澤宏美さんの作品展では、2019年以前も以後も博多織マグネットボードの作品をご提供いただいております。

深堀由美子さんの画像の載っております2019年の記事はこちらです。

⇒ https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/detail.php?id=544

 

博多織(はかたおり)の歴史につきまして

博多織は福岡県福岡市、主に博多地区周辺でつくられている絹織物です。

たくさんの経糸(たていと)に細い糸を数本まとめ合わせた太い緯糸(よこいと)を力強く打ち込むのが特徴で、鎌倉時代に中国から伝来以降、独自で製織技術を発展させてきました。

手織りの帯の場合、「打ち返し、三つ打ち」といわれる技法で力強く織っていきます。

強い打ち込みのため独特の張りや厚みがあり丈夫で、男帯として古くは武士、近年は力士のまわしとしても多く用いられてきました。

帯を締め込んだ時には独特の「絹鳴り」とよばれる絹擦れの音がします。

なお、博多織は1976年(昭和51年)に通産大臣より「伝統的工芸品」の指定を受けました。

 

・・・それではお品のご紹介です。

数量に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください、とのことです。

また、お値段は全て税抜価格です。

 

博多織バッグ F01
60,000円

博多織バッグ F01
60,000円 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

日本の伝統的な柄である市松模様のクラッチバッグです。

グラデーションをつけながら一越ずつ手織りで織り出した博多織に、バングルのようなHUKAHOYUMIオリジナルデザインの持ち手を合わせたクラッチバッグ。

絹糸の艶感がお洋服やお着物を引き立てます。

 

博多織バッグ F02
48,000円

博多織バッグ F02
48,000円 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせてつくられたという日本古来の「あずま袋」を原型に、博多織とウォッシャブルレザーを合わせて仕立てたバッグです。

織地には金属質を思わせるような糸を用いて、博多織の代表的な柄である献上柄(けんじょうがら)を織り出しました。

内布は大きなポケット付きです。

 

博多織ブートニエール
各3,200円

博多織ブートニエール
各3,200円 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

ブートニエールとは「ボタン穴」のこと。

ジャケットのボタンホールに飾る、粋な博多織の飾りです。

男性にも身に着けていただける商品を!、という思いをようやく形にできました。

博多織に重ねたエポキシ樹脂がまるで虫眼鏡のように献上柄を映し出している、スーツの襟や胸元にマグネットで取り付ける仕様のブートニエールです。

お洋服に針を通す必要がなく、女性にもおすすめです。

 

HAKATAORIコースター
桜モチーフ 2枚入り
5,000円

HAKATAORIコースター
桜モチーフ 2枚入り
5,000円 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

今回の催事限定オリジナルで、春をイメージして桜をモチーフにしたコースターを製作しました。

桜の花と桜の花びらの2種類です。

世界中にあたたかく穏やかな希望溢れる春が訪れますように。

 

博多織シェルブローチ
各7,800円

博多織シェルブローチ
各7,800円 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

博多織にフランスのシェルボタンやアンティークボタンを組み合わせたブローチ。

ピン部分に3部紐を通せば帯留としてもご活用いただけます。

 

博多織タッセル付チャーム
3,200円

博多織タッセル付チャーム
3,200円 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

マカロン型に仕立てた博多織にタッセル、それぞれのカラーに合わせてフランス産などのチェーンを取り付けたチャームです。

チェーンの先には開閉可能なマグネットを取り付けています。

マカロン部分のカラフルなビーズと併せて楽しんでいただきたい一点物のチャームです。

 

博多織マグネットボード
900mm×300mm
102,000円

博多織マグネットボード
900mm×300mm
102,000円 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

春、桜をイメージしたピンク色のラメ糸2種類を使って献上柄を織り出したボードです。

博多織の生地の下にステンレス板を張り込んでおり、マグネットにより装飾品の取り付けが可能です。

インテリア商品としてサイズ展開しています。

 

手織博多織献上着尺(きじゃく)
手織博多織帯 五献上
どちらも展示のみの非売品

手織博多織献上着尺(きじゃく)
手織博多織帯 五献上
どちらも展示のみの非売品 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

濃淡をつけて桜色に染めた紬糸(つむぎいと)とシャリ感のあるカベ糸、2種類の絹糸を織り込んで張りのある風合いに、そして表面に献上柄を織り出した着物生地。

織りの着物ではありますが、「ハレの日」を意識した着物に仕立てました。

かかっていますのは博多織を魅せる帯です。

献上柄は博多織の伝統的な文様です。

 

手織博多織帯
総浮(そううけ)
展示のみの非売品

手織博多織帯
総浮(そううけ)
展示のみの非売品 HUKAHOYUMI展 春を彩る博多織
  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

華やかな手織りの女性用博多織帯です。

 

日本橋木屋

日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 1階

東京メトロ半蔵門線・銀座線 三越前駅 コレド室町地下入り口

東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅 B9b出口より徒歩2分

03-3241ー0110

営業時間 11:00~19:00

営業時間短縮中です。

元日・COREDO室町点検日を除き休まず営業です。

木屋さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kiya-hamono.co.jp/