銀造

築地本願寺 花まつりと参拝カード

 4月8日はお釈迦様の誕生日。 

「花まつり」とは、毎年4月8日にお釈迦様のご生誕をお祝いする仏教行事です。

仏教の開祖であるお釈迦さまは、約2500年前の4月8日にルンビニー園でお生まれになりました。 この時、周囲の花々は咲き乱れ、産湯代わりの甘露の雨が降り注ぎ、世界中が輝き喜びで溢れたと伝えられています。等々のことを書いたご説明書を頂きました。

今年は、いち早くご参拝して、美しいお花で飾られた祭壇に手を合わせてきました。

 

令和5年4月の参拝カード 摂取の心光

令和5年4月の参拝カード 摂取の心光 築地本願寺 花まつりと参拝カード

 今月の参拝カードの表には、「摂取の心光 つねに照護したまふ」と書かれています。

裏面の詳しいご説明を読んでみましょう。

「このお言葉は親鸞聖人が正信念仏偈の中で著された一節です。阿弥陀様はどんな時でもこの私を包み、支えて下さるというお心を表してくださっています。 嬉しいときも、落ち込んでいるときも、その一つ一つを引き受け照らし続けて下さるのが阿弥陀様です。いついかなる時も阿弥陀様がご一緒ですと喜びいっぱいの中に私たちに伝えてくださっています。」

 

 

仏教の三大聖樹 

仏教の三大聖樹  築地本願寺 花まつりと参拝カード

 新宿御苑の熱帯植物園に行って来ました。

仏教の三大聖樹とは、

1)無憂樹:釈迦の母がこの美しい花に触れようとしたときに釈迦が生まれたとされる植物です との説明です。

 きっかけは、築地本願寺様の石塀に掛けられていた絵の通り、

 「摩耶夫人の夢 インドの王室の一つ、釈迦族のお后である摩耶夫人は、ある夜、白い象が天から降りてきて胎内に入る夢を見て、おなかに子どもをさずかりました。」ということなのでしょう。

2)印度菩提樹:釈迦がこの木の下で悟りを開いたとされます。葉は光沢があり、10cm程の葉柄がつき、葉の先端は尾状に長く伸びます。

3)沙羅双樹:釈迦が涅槃(入滅死去)の際、東西南北に2本ずつ生えていたとされます。

 では、お心を平たく、春をお楽しみ下さい。