いよいよ始まる「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」
3月10日、東京駅前に「東京ミッドタウン八重洲」がオープンしましたが、隣接地の八重洲二丁目中地区の再開発事業がいよいよ開始となるようで、建築計画のお知らせが掲示されていました。
ミッドタウンに隣接した通りから鍛治橋通りまでの広い範囲で、東京都都市整備浴のHPには下記の通り記載されています。
1.概要
当地区は、JR東京駅に近接した交通利便性に優れた立地条件にも関わらず、敷地の細分化や建物の老朽化などの課題を有しており、東京駅前の立地ポテンシャルを活かした土地利用がされていない状況にある。
このため、都市再生特別地区を活用した市街地再開発事業を施行することにより、土地の集約化と街区再編による高度利用を行うとともに、東京駅前の交通結節機能の強化と国際競争力を高める都市機能の導入、環境負荷低減と防災対応力の強化を行うことで、東京駅前地区に相応しい都市機能の更新を行うものである。
2.計画内容
施行者 八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
所在地 東京都中央区八重洲二丁目
面積 約2.2ha
事業費 約3,204億円
整備内容
公共施設
特別区道中京第537号線(幅員7.5m)
特別区道中京第433号線(幅員7m)
特別区道中京第402号線(面積約10㎡)
施設建築物
延べ面積 約388,650
主要な用途 (事務所、店舗、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、劇場、駐車場等)
計画地ではこれから既存ビルの解体が始まり、解体計画の図も掲示されています。
ここには3月末に惜しまれつつ営業を休止した八重洲ブックセンターや、4月2日に閉店となった南インド料理の名店ダバインディアがありました。
八重洲ブックセンター入り口にあった金色の二宮金次郎像は小田原市の小田原城内にある報徳二宮神社に移設されたそうです。良かったですね。
また帰ってきてくださいね。