蛎殻町の松

水上から見た常磐橋修復

日本銀行の近くを流れる日本橋川には「ときわばし」が3橋架かっていますね。上流から「新常盤橋」「常磐橋」「常盤橋」です。真ん中の「常磐橋」の歴史はたいへん古く、初代は1590年の架橋ということで、まさに徳川家康が江戸城に入った年です。現在の石橋は1877年の竣工です。
東日本大震災の影響で修復が必要となったことから、石をひとつひとつ解体し、番号をつけて仮置きし、それをまた組み立てる、というすごい工事が行われています。舟に乗ってここを通ったら、台船の上に石が整然と並べてあるのを間近に見ることができました。石工さんが石を叩く「キン、キン、キン」という音が印象的でした。工事中の今しか聴くことができない音です。
石橋についてはこちら「ドボ博」に解説があります。