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2023 夏真っ盛り 紺碧の空

 2023 夏真っ盛り 紺碧の空

 7月22日、気象庁より、関東甲信地方が平年より3日遅く、昨年より1日早く梅雨明けしたと見られるとの発表がありました。    多くの年のように、太平洋高気圧が本州付近への張り出しを強め、梅雨前線を押し上げての梅雨明けではなく、梅雨前線が本州の南に南下し、そこで弱まって消滅することでの梅雨明けで、未だ九州北部·南部のみ梅雨明けの発表がないという異例の年となりました。 6月8日の梅雨入り後、東京都心の降水量は少なく、平年値の約40%の107.5㎜に留まったものの、関東の水がめとされる、八ッ場ダムを除く利根川水系8ダムの合計貯水量は1992年~2022年平均値の約110%とされています。                    夏本番を迎え、この季節特有の輪郭がはっきりとした、上面がむくむく盛り上がった、「綿雲」とも呼ばれる「積雲」が湧き上がっています。真夏の強烈な陽射しで地表が熱せられて強い上昇気流が発生すると垂直方向に発達し、「積乱雲」(通称 入道雲)と変わり、更に発達すると雷鳴が轟きます。                  勝鬨橋から隅田川上流を仰ぎ見ると、天空に広がる澄み渡ったスカイブルーが印象的です。