築地本願寺 8月の参拝カード 築地本願寺新報 お盆ってなんだろう
8月7日に東京メトロ大江戸線の築地市場前で下車した若いカップルが行先の方向が分からなくなっていたので、お声がけしました。 「築地場外市場へ行きたい」と言うので、途中までご案内。チェコ共和国からの来日で、ドバイ経由で18時間かかった長旅とのことでした。 WBC の野球のことを話しかけましたが、彼らは野球には興味ないという風でした。 立ち入った話をして、「ハネムーンですか?」と聞いたら、「未だです」という返事。立ち入ったことを聞きましたかね。
別れ際に、この向こうの交差点を越えると、「築地本願寺ですよ」とお教えしました。 午後3時を過ぎていたので、築地場外市場での買い物は出来なかったようです。 私が本願寺さんにお参りしている途中に、参拝に来ました。 これも阿弥陀様のお導きでしょうか。
令和5年8月の参拝カード
表には、「浄土にて かならず かならず まちまゐらせ 候ふべし」
裏面には、次のご説明が記されています。
「このお言葉は、親鸞聖人が門弟に宛てたお手紙の一節です。 私たちは、死という先の見えない不安を抱えて苦悩します。 その不安を除くため、私が往くべき安らかな世界をご用意くださったのが、阿弥陀という仏さまです。 今生での別れは避けられないけれども、また遭える世界が恵まれていることを伝えてくださっています。」
築地本願寺新報 2023年8月号 お盆ってなんだろう
今月号の特集は、「お盆ってなんだろう」です。
「お供え物のご飯」をさす「お盆」「盂蘭盆」という言葉が、どうして日本では夏にお寺やお墓にお参りをする行事となったのでしょうか。 お盆の誕生は、仏教伝来以前の日本古来の土着の信仰が、仏教行事としての日本のお盆が誕生したと考えられていることが書かれています。
また、旧暦の7月15日にお盆をする習慣と農家などでは繁忙期に当たるので新暦の7月15日を8月15日に固定してお盆をつとめることの違いについて説明してくれています。 とても興味深い内容です。 結局のところ、日人意味があるのではなく、お盆をおつとめすることが大事という事も書かれています。
「あっち、こっち、どっち?」シリーズ 第41回 敬語とタメ口
私は「ためぐち」という言葉の意味がずっと解らずにいました。
築地本願寺新報の8月号に、酒井順子さんという方が、「あっち、こっち、どっち」というシリーズの第41回で「敬語とタメ口」というエッセーを書いておられます。
詳しく書くと、著作権に抵触するといけないのですが、
要するに、敬語を使わない友達感覚での話し言葉が「ためぐち」なのでしょう。
開眼しました。有難うございました。