舟旅通勤(日本橋~豊洲)10月開業
中央区を流れる川は、日本橋川、亀島川、隅田川、汐留川、築地川がありますが
日常の移動手段として船を使う「舟運」が10月から始めるとのことです。
航路は、日本橋(中央区)~豊洲(江東区)の間でスタートし、来春には晴海(中央区)
~日の出(港区)も開業を予定しているそうです。
平日の通勤時間帯に運航することで電車やバスの混雑緩和につなげることを目的としています。
これまで、東京の水上交通は観光的な意味合いが強かったわけですが、今後、都市の
機能を高めるため、「舟旅通勤」ができる航路を定着させようという取り組みのようです。
日本橋~豊洲航路の事業者は観光汽船興業と三井不動産です。
観光汽船興業は隅田川や東京湾で水上バスを運航しており、三井不動産は日本橋と豊洲界隈
で街作りを行っています。三井不動産が発着地を整え、観光汽船が運航を担当するイメージですね。
晴海~日の出の事業者は、東京湾クルージングと野村不動産が運航するとのことです。
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日本橋の船着場は橋の南岸、豊洲の船着場はららぽーと豊洲の近くだそうです。
現在、この区間を地下鉄メトロを使うなら、有楽町線と銀座線で乗り換えて20分ほどですが
「舟旅通勤」でもほぼ同等の時間がかかる見込みだそうです。
今のところ、ダイヤや料金などは発表されていませんが、運航費用の一部を東京都が
補助するので、メトロと概ね同じ料金くらいになるのではと予想されています。
もし「舟旅通勤」が混雑しないのであれば、こちらの方が楽ちんかも知れませんね。
※ 画像は「東京都」のホームページから流用させていただきました