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　6月3日～9日、宗家 源 吉兆庵 銀座本店（銀座7）2F特設会場にて、恒例の「源氏ボタル鑑賞会」が開催中です。（18:00～21:00）水路が多く初夏には柳に飛び交うホタルの姿が多く見られたと伝えられる江戸時代の銀座に思いを馳せるイベントとして2004年にスタートし、今年で16回目を迎えます。

昨年の鑑賞会期間中に産まれた卵を、グループ本社のある岡山に持ち帰って育てた源氏ボタル約600匹が、遮光された会場の壁面と天井に設置された、水辺空間を模したゲージに放たれ、仄かな光を点滅させています。ホタルが成虫になるまで約1年、成虫の寿命は10日～2週間とされ、儚い命の幻想的な世界です。

会場出口では冷たいレモンドリンクが振る舞われています。ホタルに因んだ和菓子「銀座の蛍」三段重弁当「蛍が舞う頃」が期間限定販売され、ホタルづくしの一週間です。1Fに展示されている、ホタルの情景をモチーフにした、餅粉や水飴などの食材で作られた観賞用の「工芸菓子」（トップ/左上画像）は細部まで緻密に表現され、職人技に魅せられます。