オフィシャル

　12月16日10:00より、築地·波除神社境内にて、恒例の「お火焚神事」が執り行われました。井桁に組まれた「願い串」がお焚き上げされ、境内に炎と煙が立ち上っています。　　　　　　　　　　　江戸時代 創建当初より、厄除け·災難除けの象徴として、例大祭　「つきじ獅子祭」の名の由来ともなっている「厄除天井大獅子」　への信仰は厚く、参拝者が祈祷を受け、「願い串」に願いを書き込んで天井大獅子の舌の上に奉納し念じると、願い事を大獅子が飲みいただき、叶えられるとの独特の参拝神事があります。　　　　　納められた「願い串」は、1ヶ月分が翌月1日の獅子殿月次(ﾂｷﾅﾐ)祭で、神職が奉納者全員の住所と名前を改めて大獅子に述べ、願い事が叶えられるよう祈願され、その後専用の箱に納められ、清浄に保管され、毎年12月第3土曜日に執行される「お火焚神事」で、浄火によりお焚き上げされます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この日より境内に師走大祓いの茅輪が立ち、新春10日まで茅輪くぐりが行われ、大祓い形代(ｶﾀｼﾛ)申込者には一陽来復神符が授与されます。