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2024 一足早い春の訪れ 青空に映える早咲き「河津桜」

 2024 一足早い春の訪れ 青空に映える早咲き「河津桜」

 2月15日、気象庁から関東地方に春一番が吹いたとの発表があり、都心では最高気温21.1℃を観測し、平年を10℃余り上回る4月下旬並みの陽気となりました。                   隅田川沿いの新川公園(新川2) 隅田川テラス 中央大橋北東袂の陽当たりの良い植樹帯に植栽されている3本の河津桜が、陽気に誘われ一気に咲き揃い始めた印象です。                 メジロが木々の枝を小刻みに動き回っています。        河津桜はカンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種とされ、①カンヒザクラ由来の花色の赤味が強いこと、②オオシマザクラ由来の花弁が大輪であること、➂通常 桜のシーズンの先陣を切って2月上旬頃から咲き始める早咲きであること、④満開状態を一定期間持続し、開花期間が長いこと等が特徴です。            パッと咲いてパッと散る、潔さや儚さの象徴とされるソメイヨシノとは違い、満開を過ぎても花は直ぐに散らないものの花に勢いが落ち色褪せるため、6~8分咲きの頃が見頃とされます。        開花時期はその年の天候に大きく左右され、開花予想が直前までなかなか読みにくく、関係者を悩ますとも聞きます。