2024 青空の下 陽光に映える "菜の花畑"
浜離宮恩賜庭園内 約3,000㎡のお花畑の約30万株の寒咲きの "菜の花" 「黒川」「伏見」が織りなす "黄色い絨毯" が春の陽光に輝いています。 菜の花は、北ヨーロッパ~中央アジア原産とされる、花弁が4枚、 十字形に咲く、アブラナ科アブラナ属の越年草の総称で、昔から食用、採油や修景用などとして利用され、長い冬を終えた春の訪れの象徴として愛され、詩歌、文学、絵画などにも度々登場し、人々に親しまれてきました。 菜の花の黄色はビタミンカラー。 人々を明るく元気にさせてくれ、眺めているだけで心が和みます。春の風物詩の一つとして四季の移り変わりを身近に感じ、菜の花畑に身を置くと自然と一体感を味わうことができます。 2月5日、大雪警報が発令され、都心で8cmの積雪を観測し、雪の重みで一部倒壊するアクシデントに見舞われましたが、汐留シオサイトの高層ビル群を背景に、一面真っ黄色の "菜の花畑" が広がり、澄み切った青空と、周囲の樹々の緑と鮮やかなコントラストをなし、春らしい光景を醸し出しています。 花の周りを蝶や花蜂が飛び交い、メジロの姿も見られます。