2024 春の彩り 江戸桜通り
西は外堀通り(日本橋本石町1-3)から、東は昭和通り(日本橋本町1-5)に至る、全長約500mの桜並木の約80本のソメイヨシノが満開を迎え、春の彩りに満ち溢れています。 平成17(2005)年、歌舞伎「助六由縁江戸桜」に因んで「江戸桜通り」という愛称名が付けられ、通りの中央と東西両端には、12代市川團十郎揮毫の「江戸桜通り」の石碑が設えられています。 中央通り西側のブロックは、江戸時代、駿河町と呼ばれ、歌川広重「名所江戸百景 するかてふ」に描かれている通り、当時から賑わい、重厚感のある重要文化財の日本銀行本店、三井本館、三越日本橋本店が立ち並び、通り沿いから、明治、大正、昭和、平成、令和各時代の建造物が眺められ、歴史の流れを体感できる異空間です。当該エリアは東京都の「街並み景観重点地区」に指定されており、地域の主体性に基づき一体的な街並み景観づくりが進められています。 日本橋エリアでは、3月15日~4月7日迄「SAKURA FES NIHONBASHI 2024」が開催中で、昼は桜色に染め上げられた中央通り街路灯フラッグや軒を連ねる大型商業施設の暖簾が風に揺れ、夜は三井本館などの歴史的建造物が現代の明かりで桜色に染まり、情緒豊かな幻想的な街並みが出現します。