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2024 春の嵐の後の静寂さ 名残の桜

 2024 春の嵐の後の静寂さ 名残の桜

 4月4日に東京のソメイヨシノの標本木の満開宣言が報じられて5日が経過した9日、列島は広い範囲で春の嵐が吹き荒れ、都内では、14:00の気温で前日と比較すると、22.2℃⇒14.4℃と大幅ダウンとなり、肌寒さを覚えました。                  石川島公園の桜並木のソメイヨシノも強い雨風で舞い散り、遊歩道に花びらが敷き詰められ、いよいよ桜のシーズンも終盤です。  一昨日の7日は都心の最高気温は5月上旬並みの22.6℃まで上昇し、汗ばむような陽気となり、同公園も見頃を迎えた桜に誘われ、多くの人が訪れ賑わいました。                  桜は長い冬が終わり春を告げる、日本を代表する原風景のひとつ。スーパー堤防の採用で、水と触れ合えるように親水性が確保され、公開空地との一体整備により誕生した広々としたオープンスペースのもとで、桜を眺めながらの石川島公園の散策は、気分が高揚します。              青空の下、一面淡いピンクに染まる満開時の美しさは言うに及びませんが、人気がない中、しっとりと雨に濡れ、ひらひらと花びらが舞う、散り際の姿も風情があります。