2024 晴空の下映える 青葉と紅白の花色のコントラスト
勝鬨橋東詰 晴海通り沿いに植栽されている、ハナミズキとツツジが開花中で、やわらかな陽射しを浴び、各々の紅白の花色が青葉とコントラストをなし、晴空の下、映えています。 ハナミズキはミズキ科の落葉小高木。 北米原産で、1912年に当時の東京市長の尾崎行雄がワシントンD.C.にソメイヨシノの苗木を贈った際、その返礼として1915年に東京市に贈呈された木として知られ、別名アメリカヤマボウシ。 英名はドッグウッドで、一説では、かつて樹皮の煮汁が犬の皮膚病治療に使われたことから名付けられたと言われています。 ハナミズキの花は中心部の黄緑色の粒々に見える個所で、花弁のように見えるのは総苞片(花の付け根の葉)です。 「花よし、(紅葉する)葉よし、(色づく)実よし」と、四季折々三拍子揃った花木として人気があり、景観木、シンボルツリーとしても利用されているようです。 近隣の在来種のヤマボウシと花姿は似ますが、ハナミズキの花期は4~5月で、総苞片の先端が凹み、花が咲いた後に葉が出るのに対し、ヤマボウシの花期は5~6月で、総苞片の先端は尖り、葉が同時に出ることで識別できます。