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北村西望作「御木本幸吉翁」銅像

6月16日から18日、伊勢志摩へ旅行に行き16日に鳥羽市にある「ミキモト真珠島」を観光してきました。小さな島で明治26 (1893) 年御木本幸吉翁が世界で初めて真珠の養殖に成功した島。ここに御木本幸吉翁の銅像が建立されていました。御木本幸吉翁 (1858ー1954) 93歳時の姿のもので、貞明皇后(大正天皇の皇后)から下賜された杖を持ち皇居の方を向いて立っています。(小さい写真でご容赦ください)

北村西望作。昭和28 (1953) 年建立。長崎にある「平和祈念像」は彼の作品としてよく知られていますが、中央区には数寄屋橋公園内に「燈臺」(1931年完成) があり、幸吉翁の銅像が彼の作品だと驚くとともになんとなく親しみを感じました。

 北村西望作「御木本幸吉翁」銅像

島内に「真珠博物館」があり、真珠の様々な宝飾品等が飾られていて、目を引いたのが真珠で飾らた「自由の鐘」でした。1939年のニューヨーク万博に出品、その後修理され86年ぶりに2025年の大阪万博に出品されるとのことです。

1776年の米国の独立宣言で鳴らされた鐘をモチーフにし、12,250個の真珠を使用しています。

参照:www.mikimoto-pearl-island.jp および「自由の鐘、真珠製」