小猿

「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

2040年の日本橋川の新しい景色に向かって着々と工事が進んでいるこの夏です。梅雨晴れの一日「お江戸TOKYOクルーズ」で45分の船旅に。この日のコースは日本橋船着場-西河岸橋ー日本橋川ー亀島川ー隅田川ー日本橋川ー日本橋船着場です。リバーガイドさんの説明も楽しく、たくさんの見どころ、川からの景色をご覧ください。

写真は隅田川で出会った宇宙船です。スカイツリーを遠くに見ながら、永代橋と清洲橋を越えて行くのを見送りました。

日本橋川に青空が見えてきた

日本橋川に青空が見えてきた
 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

首都高速道路の工事に伴って呉服橋の入口から江戸橋までの橋桁が撤去されました。日本橋船着場を出航した船は日本橋の下を通って呉服橋の方へ。橋桁が外れた所から八重洲の方に一昨年出来た常盤橋タワーが見えます。

残る傷跡に戦災の記憶

残る傷跡に戦災の記憶 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

日本橋のアーチ下の壁に痛ましい跡が残っています。戦時下で焼夷弾が落とされた時に船が燃えた焼け跡です。橋の上を歩いていて気が付かなかったことでした。100年を越えて橋もいろいろな経験をして来たのですね。

亀島川から隅田川へ青空の下を行く

亀島川から隅田川へ青空の下を行く 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

茅場町を過ぎると隅田川まで全長約1.1㎞の亀島川は青空の下を進みます。江戸時代、葦や葭が生い茂り茅職人が住んでいた町の名前は今も健在で、川の両側には当時と同じ種類の植物が植えられてます。

隅田川の広さを実感

隅田川の広さを実感 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

隅田川を佃の方から上流に向かって中央大橋に近づくと、角度によってスカイツリーが中央大橋の兜の真ん中に見えるところがあります。船長さんの手腕に拍手が沸き起こります。

いつもは後ろ姿しか見られないメッセンジャー様も帆船を抱えている姿を見せてくれました。

 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

宇宙船の跡を追うように永代橋に向かってます。国の重要文化財の橋を見ながら隅田川の広さを実感します。

江戸の名残、舟運の川

江戸の名残、舟運の川 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

かつてこの辺りは上方から運んだ「下り酒」を扱う河岸があり、酒問屋の蔵が立ち並んでいました。樽廻船や菱垣廻船と呼ばれる船が日本橋川、亀島川、隅田川を行きかって賑わっていました。川岸の階段状になっているところは船を停めて荷物の上げ下ろしをしたところだそうです。橋や欄干に船の絵が描かれていて、水運の町だったことを思います。

終点は日本橋

終点は日本橋 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

日本橋まで戻って来ました。新しい一万円札の顔、渋沢栄一が住んでいた邸があった場所に立つ日証館側からみるとさらに大きく感じます。

新しく建設中のビルはこの2倍の高さに、日本橋にちなんで284mの高さになるそうです。まだまだ変わりゆく日本橋、2040年まで見続けたいですね。

川からの景色をお楽しみ下さい

川からの景色をお楽しみ下さい 「お江戸TOKYOクルーズ」で巡る
日本橋川・亀島川・隅田川の夏2024

「お江戸TOKYOクルーズ」は45分のコースと60分のコースがあります。他にも神田川をめぐるコースやサンセットクルーズなどいろいろ種類があり、どのコースも日本橋船着場から出て同じところに戻るコースです。船から見る中央区をご体験下さい。

お問い合わせ

東京湾クルージング

☎03-5679-7311▶www.ss3.jp/nihonbashi-cruise