サム

2024 炎天下 涼やかな「ノアサガオ」の心地好さ

 2024 炎天下 涼やかな「ノアサガオ」の心地好さ

 盛夏の風物詩の一つに数えられる一般のアサガオは一年草ですが、ノアサガオは熱帯から亜熱帯地域に自生するヒルガオ科サツマイモ属の近縁種の蔓性多年草で、地表面付近から蔓を伸ばし生長し、繫殖力旺盛で広がりを見せます。             別名宿根アサガオ、沖縄アサガオ。              開花期は長く、複数の花を房状に付け、一般のアサガオは昼頃までに萎むのに対し、夕方まで開いており、比較的花径も大きく見栄えもします。                         一般のアサガオに比べて花柄は短く、萼片は反り返りません。  花色は、代表品種の “オーシャン·ブルー" の涼やかな青紫~赤紫のほか、淡い紫、ピンク、白等が流通しています。        昨今の「緑のカーテン」ブームにより注目されている夏に生育期を迎える暑さに強い蔓性植物の一つで、窓や壁を覆って陽射しを遮り、昔ながらの葦簀や簾同様、暑さを和らげ室内の温度を下げることに加え、大気の浄化、騒音低減効果もあるとされ、壁面緑化による心地好さ、潤いや安らぎも得られます。                              隅田川沿い新川公園のノアサガオが大川端リバーシティ21の高層ビル群を背景に青空に映えています。