2024 "金継ぎ"技法モチーフのインタラクティブツリーの彩り
11月14日、ミッドタウン八重洲のXmas催事「MIDTOWN YAESU CHRISTMAS 2024」が開幕し、訪れる人を華やかにもてなします。会期は14日~12月25日。一部イルミネーションは来年2月16日迄。 江戸時代、職人が集う「クラフトマンシップの街」として栄え、今日、交通の要所、ビジネス街として多くの人々が行き交う八重洲エリアの歴史を踏まえ、「ジャパンクラフト」をコンセプトに、職人技が鏤められた演出が工夫されています。 今回は "ジャパンクラフト" を体現するコンテンツとして、今年1月に能登半島地震を、9月に豪雨災害に見舞われた石川·能登に縁(ユカリ)の深い、陶磁器のひび、欠けを漆で接着し、継ぎ目を金などで飾る修理技法の「金継ぎ」文化を取り上げ、その再生力に肖(アヤカ)り、東京·八重洲と石川·能登を繋ぐと共に、今尚復興途上の被災地に光を当てたいとの願いが込められていると聞きます。 1Fガレリアには、「金継ぎ」から着想を得て、石川·能登と東京の木材を繋ぎ合わせて制作された、高さ約5mのインタラクティブツリー「キンツギツギキ」が登場し、台座に手を翳すと、金色の光が駆け巡るアーティスティックな特別演出は注目の的です。 天井には長さ3mのカーテン状のイルミネーション装飾「GALLERIA Winter Lights」が展開され、光が空間全体に緩やかに明滅することで美しい情景を醸し出しています。 1Fアトリウムには、「金継ぎ」作品が展示され、各土曜日「金継ぎ」ワークショップが開催予定です。5F YAESU TERRACEでは、見る角度により輝き方が変わり表情が変化する集光球LEDが採用され、シャンパンゴールドの温かみのあるイルミネーションで樹木が煌びやかに彩られ「Illumination TERRACE」として、東京駅周辺の高層ビル群を背景に幻想的空間が演出されています。