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2024 築地本願寺年越しイベント「除夜のつどい」

 2024 築地本願寺年越しイベント「除夜のつどい」

 12月31日、築地本願寺では、過ぎゆく年を振り返り新たな年に思いを馳せて、一年最後の仏様の恩徳を仰ぐ法要として16:00より「除夜会」が執り行われました。                  法要終了後、本堂は一旦閉門され、21:00に再度開門され、厳かな雰囲気に包まれた中、年越しイベント「除夜のつどい」の開始です。境内に設営された、108の煩悩を除く意味をを込め撞き鳴らすとされる「除夜の鐘体験」、明かりを灯し暖をとるだけでなく、癒し効果もあるとされる「焚火」、フードロスの啓蒙活動の一環として「ホットミルク振舞い」が行われています。             配布されるホットミルクは、築地本願寺でSDGsへの取り組みを推進していることから、年末年始は学校給食の休止に加えて小売業の休業が重なり一年の内最も牛乳の消費が少なくなる時期で、SDGsのめざすゴール「12 つくる責任 つかう責任」の趣意に沿い、消費拡大を旨に、酪農応援の感謝を込め、JA全農と子会社の協同牛乳から無償で提供されたものと聞きます。                   参拝者は焚火を囲み、冷えた体をホットミルクで温めています。                22:00からパイプオルガンのコンサート、23:00から僧侶なんでも相談、23:55いよいよカウントダウン、0:00に築地本願寺宗務長が選ぶ「新年の書披露」、0:30閉門の流れです。因みに今年の書は「法」。  1月1日は6:30から元旦会が執り行われます。