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浜離宮大江戸文化芸術祭2019

 浜離宮大江戸文化芸術祭2019

 江戸時代の大名庭園の名残を今に伝える、国指定特別名勝・特別史跡の「浜離宮恩賜庭園」。2020年を来年に控えた今夏、8月23~25日の3日間限定で、ファッションデザイナー、コシノジュンコ氏の総合プロデュースのもと、江戸文化の香り漂う浜離宮恩賜庭園にて、「浜離宮大江戸文化芸術祭2019」が開かれています。

昼は日本の精神表現のひとつである日本の「道」パフォーマンス(剣道、華道、茶道、居合い、薙刀)、邦楽、落語クルージング、日本の遊び(カルタ、折り紙など)、夜は内堀広場特設会場にて、日本を代表する著名DJと和太鼓が融合した「浴衣フェス」を開催。「食文化祭り」では、日本の食文化が感じられる様々な味が集結し、復興支援の一環として福島県ブースも出店しています。

今から約300年前に6代将軍家宣が庭園を大改修した時に植えられたとされる「三百年の松」をライトアップ。大手門から庭園の中心部へと灯篭の明かりが誘う園路が幻想的な夜を演出しています。初日の23日は直前に雨が上がり、東の空に大きなアーチを描く虹が見られました。