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一蘭といえば個別に仕切られたオーダー集中カウンターで「オーダー用紙」に味の濃さやこってり度等のお好みに○をつけ、自分好みの一品に仕立てたとんこつラーメンをいただくことができ、インバウンドで訪れた海外のお客様にも人気のお店です。

一蘭にとっても銀座は日本の中も特別な場所で、通常は「一蘭　銀座店」と称するところを「銀座一蘭」と名付けたとのことです。

入口から地下に向け階段を降りていくと、両側には著名人のサインやオーダー用紙のコピーが展示されています。味の好み等興味深いです。

いつも通り自販機でチケットを購入しますが、今回、東京ダンボはちょっと奮発してラーメンに海苔、キクラゲ、チャーシュー、半熟塩ゆでたまごがセットになったICHIRAN５選（1,６８０円）をセレクトしました。

「銀座一蘭」のラーメンは丼ではなく黒い陶器製の箱に入った「銀座重箱」で供されます。

この箱は有田焼の専属窯元で一つひとつ丁寧に作られ、日本の伝統文化の一つとしてハレの日の料理を入れる特別なものとして、特別な一杯を味わってほしいとの考えから使用されています。

蓋を取ると食欲を刺激する天然とんこつスープの芳しい香りが漂います。麺は通常の一蘭とは異なる「大吟醸麺」と称する小麦粉を磨きに磨いた材料により作られた特製品です。

また、チャーシューも上質な豚バラ肉を丁寧に巻きつけ、特製のタレでしっかり煮込んで熟成させたものです。

別皿で出て来る追加のチャーシューはラーメンに載っているものよりちょっと肉厚で、口の中でトロける感じがたまりません。半熟塩ゆでたまごも塩味がよく効いていて味のアクセントとなり、キクラゲは麺と一緒に頬張ることにより異なる感触を楽しめました。

重箱の底からは「この一滴が　最高の　喜びです」とのコメントが現れます。

これを見るためにスープを平らげましたが、重箱からスープを飲み干すのはちょっと大変でした。

頑張った時や小さな成功を納めた時など、「銀座一蘭」で自分にちょっとしたご褒美を与えては如何ですか！

銀座一蘭