春祭 としごいのまつり
祈年祭(きねんさい)。古くは「としごいのまつり」とも読み、「とし」とは稲の美称、「こい」は祈りや願いを意味します。春の耕作始めの時期に、お米を始めとする五穀の豊かな稔りを祈るお祭りです。
奈良時代からの伝統をもつお祭りで、今も宮中をはじめ全国の神社で祈年祭が執り行われ、五穀豊穣・国家の安寧を祈る神社のおまつりの中でも非常に重要な大祭になります。「春祭り」とも称され、2月17日に斎行されます。
<2月11日撮影>
住吉神社境内では紅白の梅の花が咲き始めています。
まだまだ寒さを感じる時期ですが、春は確実に近づいてます。春の訪れを探してみませんか。
◆住吉神社
東京都中央区佃1-1-14