亀島川の鳥たち
亀島川というのは日本橋川と隅田川の間をL字型に結んでいる水路で、日本橋川のほうには日本橋水門、隅田川のほうは亀島川水門があって水路はガッチリ守られています。
そのおかげなのか川が荒れるということがほとんど無いので、日常的にいろんな鳥を見かけます。特に冬の間はたくさんの種類の渡り鳥がやってくるのでとても賑やかです(^^)
先日、佃のうさこさんからご紹介いただいた野鳥観察会に参加させていただき、色々教わったので(たとえばキンクロハジロとスズガモの見分け方とか)、それを踏まえて、この1月2月に撮っていた写真を並べてみました。
上の写真はユリカモメ(左)とウミネコ(右)です。どちらもヒトに慣れているようで、至近距離から撮っても睨み返してくるだけでまったく逃げようとしません。おかげでモフモフ加減がよくわかる写真になりました(笑)。
亀島川の鳥たちについては、TAKKさん(2019)、サムさん(2014)の記事なども是非ご参照ください。
毎年の常連さんかもしれない?
上段左からアオサギ、ユリカモメ、下段左からセグロカモメ、ウミネコです。
ユリカモメ・ウミネコ・セグロカモメはよく似た体型ですが、並べてみると違いがよくわかりますね。
ちなみにセグロカモメは新亀島橋の北側、残りの3羽は南側にいました。
その3羽の位置関係はこんな感じです↓↓。
どうして位置関係まで気になったかというと・・・・
上記のTAKKさんの記事をご覧いただくとわかるのですが、アオサギとユリカモメは1年前とまったく同じ場所にとまっているようです!もしかして同じ個体なのでしょうかね???
かわいいオナガガモ
カモの種類は多いですが、私はオナガガモの顔が愛嬌があって好きです。
また、カモには餌を獲るときに全身で水に潜る種類と、上半身(というのか)だけ潜る種類があるようなのですが、このオナガガモは後者で、お尻を突きだしてプルプルさせているのがユーモラスです。
野生動物がこんな無防備な姿になってもいいのか?という気にもなりますが(笑)。
オオバンとカワウ
日本橋水門の横で日向ぼっこをしていたオオバンの群れの中にカワウが1羽混じっていました。
左の画像の赤丸の中に影だけ映っているのが右側のカワウです。
オオバンは泳いでいるときにはなんとなくカモっぽい感じですが、実は「ツル目クイナ科」に属するという全く違う種類です。(たいていのカモはカモ目カモ科)
たしかに陸に上がって丸くなっているのを見ると、カモには見えないですね・・・というより変な生き物に見えるというか・・・
スズガモ
佃のうさこさん達、野鳥観察会のかたたちによれば、今年はスズガモの当たり年で例年になく多くのスズガモが飛来しているのだそうです。
ちなみに、背中の羽がもう少し黒くて、後頭部に辮髪(べんぱつ)のようなものを垂らしているのがキンクロハジロだとのこと。
メジロ
旧:桜川が亀島川に接続しているあたり(旧:稲荷橋のあたり)が小さな公園になっています。
そこに数本の河津桜が植えられているのは、saruさん(2019)がご紹介されているとおりです。
先日たまたま通りかかった時にメジロが花をつついていたので撮ってみました。この日はことのほか暖かく、早い春が来ていたようでした。