佃堀では、今でもハゼは釣れているのか?
「こんにちは」株式会社彦晴の専務のオン吉です。以前からずっと気になっていたのですが、ハゼがたくさん釣れることでも有名なあの佃堀では、現在でもハゼは釣れているのだろうか?
実際に自分で釣りをして調査をしてみるというのが今回の企画です。
7月ももう残り少ないのに、東京ではまだ梅雨があけていません。釣り調査の日も朝から強い雨が降ったりやんだりで最悪の天候でした。延期も考えたのですが午後になると何とか雨もあがったので早速、佃堀へと向かいました。
午前中、雨だったことも幸いして釣り人も3人と少なく、13:20他の3人の対岸で釣りをはじめました。
その前に、今回私がチャレンジする釣り方について簡単に説明をさせて頂きます。
今回の釣りは『ミャク釣り』という釣り方です。釣りの中でもシンプルなもので写真を見てもわかる通りラインにオモリと針をつけたものです。このオモリを底に付けて、オモリで底を付きながらその下の針に付けた餌に食いつくハゼのあたりを感じて吊り上げるという釣りです。ですから魚の脈(ミャク)を読むようなことから『ミャク釣り』と言われているそうです。なお今回の餌はその辺のスーパーで売られているボイルしたホタテ貝を使用します。
これならば、餌付けが苦手な女性でも釣りを楽しめるのではないでしょうか?
釣りを始めて約5分待望の一匹目を吊り上げました。かわいい真ハゼです。
よし、これに続けと勇んで竿を出すもあたりはあるのだがハゼはかかりません。
“そうか、ハゼに対して針が大きすぎるのかもしれない”と思い針を5号から3.5号にサイズダウンしてみたら、その読みが大当たりで続けて8匹を吊り上げました。
(写真の手前の黒褐色の魚は『ヌマチチブ』だと思います)
しかし、その後は潮どまりの時間帯となりあたりは続きませんでした。15:30ごろになると地元のちびっこ釣り師などが出てきて私を含めて10人以上の釣りびとが佃堀で糸を垂らしていました。
今回の釣行のアベレージサイズです。これからハゼはもっと大きくなります。夏はこれからが本番です。
その後、私も何匹かのハゼを吊り上げ、16:00で納竿させていただきました。結局のところ2時間40分で13匹という結果でした。
私は今回初めて佃堀で釣りをして、こんな近くにこんなよい釣り場があったことに気付きました。写真は撮れませんでしたが、佃堀にはたくさんの魚、動物がいます。
私が釣行している間に、真ハゼ、ヌマチチブ、イナ(ボラの稚魚), カメ、カモ、サギという 生き物を確認できました。佃堀は本当に大都会のにオアシスでした。
ところで、釣ったハゼはどうしたか気になりますよね。
もちろん家に持って帰り頭と内臓を落としてから揚げにしました。ハゼに感謝して自己責任で(笑)おいしく戴きました。
『佃堀に乾杯!』