秋の香りいっぱいに咲いてます
京橋スクエアガーデンのそばを通ったら、風に乗ってふわっと甘い香りが漂ってきました。秋の香り、金木犀でした。ビルの側面に枝いっぱいにオレンジ色の花を咲かせていました。
金木犀はモクセイ科の植物で中国南部が原産です。日本に渡って来たのは江戸時代で全国に広がって行きました。その時にオス株しか伝わらなかったので、原産地の中国まで行かないと実が見られないそうです。
1つの花は小さく、寿命は短く1週間で枯れてしまいます。香りが遠くまで届くのはたくさんの花をつけるからです。香りは脳や神経に直接働きかけ、中枢神経を刺激したり、気持ちをリラックスさせる効果があり、金木犀の香りも香水やお茶などに使われています。
よい香りに満ちた街角がある中央区も素敵ですね。