キタムラリョウ

中央大橋のメッセンジャー像の顔が見たい、とっても見たい!

新川と佃を結ぶ中央大橋。この橋ができたおかげで佃島が東京駅八重洲口に直結し、自転車で東京駅まで行けるほど便利になりました。すると佃のマンションの値段が吊り上がって、高層階は1億円超え。界隈に高層マンションが立ち並ぶことになります。中央大橋は32本のケーブルが斜めに貼られたとても美しい橋です。

この橋の兜の前立てを逆さにしたような中央部分にオシップ・ザッキン作の像、「メッセンジャー」がスカイツリーを向いて橋から突き出た土台の上に建っています。銘板によると「1937年に開かれたパリ万国博覧会に出品された像で、希少木材を求めて海外に船を派遣するフランスの守護神を表したもの」で、「メッセンジャー像が抱いているのはパリ市の紋章にも抱かれている帆船を思わせる船です。」

橋から見えるのはメッセンジャーの後姿だけ

橋から見えるのはメッセンジャーの後姿だけ 中央大橋のメッセンジャー像の顔が見たい、とっても見たい!

橋からは後姿しか見れません。お顔を拝見するには、危険を顧みず台座に登るか、隅田川の水面から見上げるか。

3回目のチャレンジで・・・

3回目のチャレンジで・・・ 中央大橋のメッセンジャー像の顔が見たい、とっても見たい!

私は隅田川を選び、水上バスに乗りました。でも、遠くて顔が良く見えません(写真1回目)。もっと近寄る船がいいだろうと、日本橋横から出ている小さな船に乗りました。が、曇っていてよく見えません(2回目)。気を取り直して、3回目のチャレンジ。天気も良く、いい写真が撮れました!でも顔が切れてる・・・

諦めかけた、お顔拝見

諦めかけた、お顔拝見 中央大橋のメッセンジャー像の顔が見たい、とっても見たい!

山梨県にある清春芸術村にもオシップ・ザッキン作のメッセンジャー像があります。そこまで行かなくては顔が見られないのかと、諦めかけて、ふと見ると橋の上にお顔が書かれた銅版画が。全体的にのっぺりしていて気が付かなかったのですが、写真で見る山梨の像もこんな顔でした。

顔見れてスッキリした。