花衣 コノハナ美しく咲く
八丁堀駅に隣接する桜川公園。
江戸時代に八丁堀と呼ばれた掘割が、明治になって桜川と改称され、昭和に埋め立てられた一部を整備したのが桜川公園です。名にある通り、この時期は桜色に染まっています。咲き誇る桜の花には、心が躍ります。これから盛りを過ぎ、潔い散り方に見せる美しさにも感慨を誘いますね。
桜の語源はコノハナサクヤヒメから転じた説があります。
木花之佐久夜毘売命は、富士山を御神体として祀る神社の御祭神です。美しい山容から女神がいらっしゃるとの由来があります。
「桜」と「富士山」。
どちらも古くから日本人が好む美しさを象徴していますね。八丁堀駅に隣接する桜川公園では、約30本のソメイヨシノが咲いています。
近くには鉄砲洲稲荷神社の富士塚があり、その頂上には、浅間神社が鎮座しています。
日本の美しさを散策されてはいかがでしょう。
◆桜川公園
東京都中央区入船1-1-1
◆鐵砲洲稲荷神社
東京都中央区湊1-6-7